未経験からクラウドエンジニアに転職する4ステップについて、現役クラウドエンジニアが解説!

AWS
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本記事はこのような方へおすすめ

  • 未経験からITエンジニアを目指してみたい
  • プログラミングは難しそうだから、できれば、やりたくない
  • プログラミング学習をやってみたけど、難しすぎて挫折した
  • プログラミング以外で、今後需要のあるIT系のスキルを伸ばしていきたい
  • クラウドエンジニア、という仕事に興味がある

 

こんにちは。冒険好きな繊細気質のITエンジニア、あれすけです。

このブログでは、仕事が合わなくて生きづらさを感じている方へ向け、繊細ゆえに転職を繰り返してきた私の視点から、転職や心の悩み解決のヒントになる情報を発信しています。

 

以前の記事で、ITエンジニア職は繊細・敏感な気質をお持ちの方に向いている、ということをお伝えしました。

ITエンジニアの仕事は、個人で技術を習得することはもちろんのこと、チーム内でコミュニケーションをとることで、あらゆる課題の解決策を検討することが必要です。

「繊細だけど、たまに刺激のある生活を求める」私の気質はHSS型HSPと呼ばれるのですが、この気質が良い方向に働いているのか、私は込み入った課題に集中して取り組むことが好きで、ITエンジニアの仕事に向いている、と感じることが多いです。

では、実際にITエンジニアを目指したい場合はどうすればいいのでしょうか?

今回は、ITエンジニアの中でも私の職種「クラウドエンジニア」になる方法をお伝えします。

クラウドエンジニアとは?

ITエンジニア職には興味があるけど、「クラウド」という言葉に聞き馴染みがなく、難しそうだと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

ここで、クラウドとクラウドエンジニアについて簡単にご説明します。

クラウドとは:

自社で管理しないwebアプリケーション環境のこと。

 

クラウドエンジニアとは:

クラウドサービスの操作技術を持ち、今時のwebアプリケーションが安定して動く土台を設計・運用するエンジニアのこと。

例えば、最近のスマホゲームのゲームデータは、自社持ちではないサーバ、クラウドサーバ上に保管されていることが多いです。

スマホゲームでイベントのときには、ゲームデータがあるクラウドサーバへのアクセスが一時的に増加することが見込まれますよね。

このようなときに、1つのサーバにアクセスが集中しすぎてサーバが停止してしまわないように、いくつもの同じ状態のサーバを用意し、ネットワークを制御することが必要になります。

この仕事が、クラウドエンジニアの役目となります。

また、2020年現在のクラウド世界シェアの半分ほどはAWS(アマゾンウェブサービス)が占めています。

そのため、クラウドエンジニアと言ったときにAWSを扱うエンジニアを指す場合もあります。

詳細は以下の記事にまとめていますので、ご覧ください!

クラウドエンジニアの需要

このクラウド技術の発展が早いため、クラウドを扱える人材が足りず、需要が高まっているのが現実です。

どのぐらい需要があるのか、フリーランスエンジニアの求人情報から見てみましょう。

以下の画像は、フリーランス求人の横断検索サイト、フリーランススタートに掲載されている、2020年9月時点のAWSの求人情報です。

AWSのフリーランス求人・案件 月額単価相場
https://freelance-start.com/jobs/skill-29

■AWSの市場動向やニーズについて
AWSは幅広い業界でニーズがあるため、常に募集がある状態です。
業界は様々な業界がありますが特にIT業界での案件が多く、バックエンド(サーバー・インフラ等)業務・PM案件等でもAWSのスキルが必要になります。開発環境がAWSを使用する企業も近年増加している為、エンジニア・PMとして身につけておくべきスキルです。
既存の大規模システム・Webサービス開発・IoT開発等の様々なニーズがありますが他クラウド環境での知識も必要とする案件が多い為、それらを積極的に習得すると今後の活躍の場はますます広がっていくことでしょう。

https://freelance-start.com/jobs/skill-29

このように、フリーランスエンジニアの求人情報を見ても、AWSエンジニアの平均月単価が80万円代と、水準が高いことが分かります。

さらに、AWSはエンジニアとして身につけておくべきスキルに挙げられていることから、習得したときに活躍できる期待値も高いですね。

クラウドエンジニアは未経験からでも目指せるの?

そのような需要の高いクラウドエンジニアは、ITエンジニアを始めたばかりで経験が浅くてもポジションを得られる可能性があります。

あれすけ
あれすけ

私は半年ほどのエンジニア経験しかありませんでしたが、それでも現在の勤め先の会社にクラウドエンジニアとして採用頂けました!

それでは、どのようにしてクラウドエンジニアのポジションを得ることができるか、現役クラウドエンジニアの目線でお伝えします!

 

結論:しっかり学習すれば、クラウドエンジニアになれる可能性あり!

これは私の所感ですが、現時点では、完全な職務未経験からクラウドエンジニアになることは難しいと考えています。

なぜなら、現時点では、エンジニア未経験者からクラウドエンジニアになるために必要な知識全てを教えてくれる環境が少ないためです。

ただ、以下のことを実践すれば、クラウドエンジニアとして採用される可能性があります。

  • インフラエンジニアとしての実務経験(半年~1年未満)
  • AWS認定資格の取得

クラウドエンジニアを職務未経験で雇ってくれる企業は少ないのが現実です。

ただし、インフラエンジニアとしてであれば、職務未経験でも、十分な研修付きで雇ってくれる企業がいくつか存在します。

例えば、無料で転職サポートをしてくれるreフレッシュ転職では、エンジニア未経験で他業種から転職し、インフラエンジニアになった方が紹介されています。

クラウドエンジニアとして仕事するために必要な知識は、インフラエンジニアの知識が土台になっています。

そのため、インフラエンジニアとしての実務経験はクラウドエンジニアを目指す上で外せない道となるのです。

なぜ資格が必要?

インフラエンジニアの知識が必要なのは分かったけど、AWS認定資格の取得がなぜ必要なのか、疑問に思われるかもしれません。

これについては、私が以前インフラエンジニアとして勤めていたSES企業(エンジニア派遣会社)で、営業さんから聞いたお話からお伝えします。

あれすけ
あれすけ

営業さん!私がインフラエンジニアになって働き始めてから今の現場で半年経ちますし、そろそろクラウドの仕事をやりたいです!

営業さん
営業さん

そういえば、前からやりたいって言ってたよね~。

でも、残念ながら、クラウドエンジニアの案件は全部、経験者を欲しがっているんだよね。

あれすけ
あれすけ

そ、そんな…じゃあ、クラウド未経験だと、一生始められないじゃないですか…

営業さん
営業さん

いや、そうでもないよ。

「まあ、未経験なら、せめて『AWSソリューションアーキテクトアソシエイト』の資格は持っていてほしいかな」と言っている企業さんもあるから、資格を取ることで大きくアピールできると思うよ!

あれすけ
あれすけ

ありがとうございます!

頑張ってみます!

こうして、私は1ヶ月かけてAWSソリューションアーキテクトアソシエイトの資格学習をして、無事、取得することができました。

その後、転職する際には、このAWSソリューションアーキテクトアソシエイトの資格を持っていたことが評価の一つとなり、現在の会社へ入社することができました!

ただし、2020年9月現在は、大半の企業でAWSの実務経験者を欲しています。

入口は狭いことを覚悟の上で、未経験からクラウドエンジニアへの転職活動期間は長期で設定するのがいいでしょう。

クラウドエンジニアになるために必要なステップ

さて、ここからは実際にエンジニア未経験からクラウドエンジニアになるまでの流れを説明したいと思います。

上記の通り、クラウドエンジニアになるためにはインフラエンジニアの知識が必要あり、まずはインフラエンジニアの実務経験を積むことをおすすめします。

そのため、まずはインフラエンジニアになることを目指す「ステップ1」の後、クラウドエンジニアになるための学習「ステップ2~3」を説明します。

ステップ1-1: Linuxサーバの操作

Red Hat Enterprise Linuxの試用サイト
https://lab.redhat.com/webconsole-software

皆さんが普段お使いのPCのOS(オペレーションシステム)はWindowsかMacが大半かと思われます。

しかし、webアプリが動く基盤である「サーバ」は、世の中のほとんどが、Linuxと呼ばれるOSの上にあります。

そのため、どの現場に行ってもLinuxの知識は必須と言えます。

インフラエンジニアの基本は、Windows・Macではなく、Linuxと呼ばれるOSを操作することです。

Linuxは無料で使えるOSであり、画面をポチポチとマウスでクリックするのではなく、キーボードのコマンド入力だけで操作することが特徴です。

もし、Linuxの学習を始めてみたい場合には、NPO団体のLPI-Japanが無料提供している「Linux標準教科書」を利用することがおすすめです。

無料でありながらも、有料レベルのクオリティのある内容となっております。

ステップ1-2: ネットワークの知識

インフラエンジニアとして現場に入る際、面接で次のように聞かれることがあります。

ブラウザのアドレスバーに「google.co.jp」と入力してエンターを押したときに、裏ではどんな処理があってページが表示されるのか、できるだけ細かく説明してください。

操作自体はとても簡単であり、我々が普段何気なくやっていることです。

 

ただ、裏側でどのような処理が行われているかを説明するためには、ネットワークの基礎知識が必要となります。

この知識は、「どのようにして今のネットワーク社会が成り立っているのか?」に関係してくるので、インフラエンジニアに限らず、ITエンジニアとして仕事をする上で基礎的かつ大事な知識です。

このネットワークの基礎知識を学ぶためには、有料にはなりますが、専門書を購入することをおすすめします。

参考までに、私が学習に利用した書籍をいくつかピックアップします。

覚える内容が多い上に、未経験者にとって新しい概念でもあるため、覚えるまでに苦労するかもしれませんが、仕事の上で大事な知識です。粘り強く覚えていきましょう!

インフラエンジニア学習を無料で学べるスクールがある!

補足として、ステップ1-1・1-2で示したインフラエンジニアになるための学習サポートを、無料で提供してくれるエンジニアスクールが存在します。

それが、エンジニアカレッジです。

エンジニアカレッジでは、以下の学習環境を無料で利用できます。

  • 授業では生徒同士でグループ化し、生徒同士で質問・不明点の共有が可能。
  • 40日の学習期間、その後のIT企業への就活サポートあり
  • 対面式で1人ひとりに合わせた学習サポート(オフライン・オンラインどちらも可)

もし、クラウドエンジニアになりたくて、まずはインフラエンジニアを目指したい場合には、是非利用してみてはいかがでしょうか?

ステップ2-1: AWSクラウド上でのサーバ・ネットワーク構築

上記ステップ1までの範囲を学習することで、未経験からインフラエンジニアに転職し、仕事を始めることができます。
まずはインフラエンジニアとして最低半年以上の実務経験を積むことで、ここまでで学習した内容をしっかり身につけていきましょう!
その経験を積まれた上でのステップ2についてお話します。
ここから、AWSクラウドに触り始めていきます。
クラウドでは、「自分でネットワークを構築し、その中で自分のサーバを設置する」操作を、初期費用無料で気軽に行うことができます。
そのため、例えば、「自分と友達以外は接続できないマインクラフトサーバを設置して、友達と遊ぶ」ということも気軽にできます!
ここで必要な知識は、「サーバ・ネットワークとはどのようなものか」を知っていることを前提として、「セキュリティ的にも問題なくマインクラフトサーバに接続して遊ぶには、どんなクラウド設定が必要か」といった知識です。
ここの学習は、AWSを使うならAWSを実際に使ってみることが一番いい方法だと感じます。

QWIKLABSを使ってみる

AWSは一定の金額分までは無料で利用できるため、自分でアカウントを作ってみることも1つの手です。

しかし、初心者からAWSを始めると、一切の説明がなく、何をすればいいか分からない上、何かを作って放置していたら、いつの間にか課金が発生していた!といった状況になることもあります。

あれすけ
あれすけ

私は「NATゲートウェイ」というものを試しに作って放置していたら、知らないうちに月額3千円の課金が発生していました…(泣笑)

このようなことが起こらないためにも、最初は無料でAWSアカウントを貸し出してくれるサイトを利用することをおすすめします。

 

QWIKLABSは、無料(一部有料)でAWSアカウントを貸し出し、手順通りに進めることで、AWSでネットワーク・サーバの設置体験ができるトレーニングサイトです。

興味のある方は、以下のトレーニングを試してみることをおすすめします!

ステップ2-2: AWSサービス操作の知識

https://aws.amazon.com/jp/s/dm/landing-page/start-your-free-trial-d/

AWSエンジニアを目指す場合、AWSが提供する数多くのサービスの特徴を知ることが大事です。

クラウドなんてサーバ・ネットワークが作れる知識があれば十分、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、いろいろなサーバを設置すると、複雑な設計になりがちです。

そして、構築と運用に莫大な時間とコストが必要になってしまいます。

繰り返しになりますが、効率的に自分たちの作りたいものを実現するためにも、サービスを知ることがとても大事です。

AWSサービスの利用例を知る

AWSの1つ1つのサービスは、実際の利用例を見ることでイメージをつかむことができるかと思います。

私がよく見るメディアと公式ドキュメントを以下に載せますので、参考にしてみてください!

AWSを利用したいろいろなシステム構築事例が紹介されているメディア:

クラスメソッド発「やってみた」系技術メディア | Developers.IO

 

AWS公式の目的別チュートリアル:

AWS の開始方法

ステップ3: 認定資格の取得

ある程度AWSを操作し、慣れてきたら、いよいよ認定資格に挑戦です!

初心者の方へおすすめしたいAWS認定資格は以下の2つです。

入門レベル、AWSでできることの簡単な知識:

AWSクラウドプラクティショナー

 

初級レベル、AWSを使ったあらゆる解決策を考えられる知識:

AWSソリューションアーキテクトアソシエイト

クラウドエンジニアになるためには、最低限「AWSソリューションアーキテクトアソシエイト」の資格が必要です。

 

しかし、少しずつ学習を積み重ねていきたい方は、「AWSクラウドプラクティショナー」から挑戦してみることも全然アリです。

私が「AWSソリューションアーキテクトアソシエイト」を取得するために行った学習方法は以下の記事で紹介しておりますので、興味のある方はご確認ください!

ステップ4: 転職活動

以上の3ステップにより、クラウドエンジニアになるために必要な以下の2つをクリアすることができます。

  • インフラエンジニアとしての実務経験(半年~1年未満)
  • AWS認定資格の取得

ここまできたら、あとは自信を持って転職活動を始めてみましょう!

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現在の自分のレベルだと、クラウドエンジニアとして就職できるのか。また、どのような企業と相性がいいのか。ぜひ、業界経験豊富なエージェントの方を頼って聞いてみましょう!

まとめ

以上、未経験からクラウドエンジニアに転職する4ステップについて、現役クラウドエンジニアの目線でお伝えしました。

未経験から目指すには長い道のりに感じられるかもしれませんが、最初はインフラエンジニアを目指しつつも、その先に、今後も成長が見込まれるクラウドエンジニアを目指すことは、ある意味で、堅実に需要のある人材を目指す方法と言えます。

特に、私と同じくHSS型HSPの気質の方であれば、日々の新しい学びを大事にしつつ、繊細に課題に取り組む姿勢が生かせるかと思います!

今回の情報が、クラウドエンジニアを目指したい方の参考になれば幸いです!

 

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