リモートワークで心を病む前に知っておきたい、ハイ/ロー・コンテクスト文化のお話

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敏感・繊細に感じやすい気質のITエンジニア、あれすけです。

私は自分と同じように生きづらいと感じる方・打たれ弱いと感じる方・人から言われたことを気にしてしまう方へ向け、ITエンジニアの視点で、よりよい生活をするために役立つ情報の発信を心掛けています。
ぜひ、最後まで、ご覧いただけると幸いです。

 

さて、今回はハイ・コンテクスト文化とロー・コンテクスト文化についてお話します。
このお話は私が「テレワーク・リモートワークという働き方」に対し気持ちを整える上で非常に役に立ちました。

  • リモートワークだと出社しているとき以上に神経をとがらせてしまう。
  • チャットで相手が発言したことに対し、深読み・深く考えてしまいがちである。
  • リモートワークだと気軽に相談しづらく、精神的にツライ。

以上のように、リモートワークで人間関係上お悩みの方には、まさに解決の糸口になるかと思いますので、最後までお読みいただけると幸いです!

結論:相手に「すべての情報を」「簡潔に」伝える

 

最初に結論を言うと、以下の通りです。

リモートワークでは、相手に「すべての情報を」「簡潔に」伝えることを心掛けましょう。そして、会社やチーム内で、そのようなやりとりをする文化を育んでいきましょう。

それでは、この根拠を述べていきます。

 

ハイ/ロー・コンテクスト文化とは?

 

「日本人は空気を読む。一方、アメリカ人は空気を気にせずバンバン意見を言う」のようなお話をよく聞きませんか?
これは学術的には「ハイ/ロー・コンテクスト文化」と呼ばれており、もともとはエドワード・ホールという文化人類学者が1970年代に提唱した説です。そこから、さまざまな研究者・セミナー講師等が、日本人は「ハイ・コンテクスト文化」、アメリカ人は「ロー・コンテクスト文化」に近いよねというお話をよくするようになってきました。

ハイ・コンテクストとロー・コンテクストってそれぞれどういう意味?

 

コンテクストは「文脈」の意味を持ち、「言語外の情報」を指しています。そこから考えると、「ハイ・コンテクスト文化」は、言語外の情報の重要度が高いことを意味していると分かります。逆に「ロー・コンテクスト文化」は、言語外の情報の重要度が低い、ということですね。

 

言語外の情報って何?

 

コンテクストの言葉で表される文脈・言語外の情報とは具体的に何でしょうか?
この情報とは、声のトーンや間のとり方、表情、身振り、沈黙といった文字以外で伝わるものを指します。
つまり、ハイ・コンテクスト文化は、これら言語外の情報がフルで使われるコミュニケーションであると分かります。

 

ハイ・コンテクスト文化のコミュニケーションをチャットで行うとどうなる?

 

それでは、ハイ・コンテクスト文化のコミュニケーションをチャットで行うとどうなるでしょう?
たとえば、以下はハイ・コンテクスト文化のコミュニケーション例です。

~リモートワーク中のチャットにて~

そよねこ
部下

とりあえず、以前の会議で決まったA案に沿って資料を作ってみたいと思います。でも、今後を考えるとB案の方がいいかと思ったのですが、どうでしょう?

 

あれすけ
上司

(B案で)いいです。

そよねこ
部下

(えっ!?これは、提案したB案は却下、A案で進めるってことでいいんだよね?)あっ、分かりました…

部下は空気を読んで判断することが求められ、結果として言葉のすれ違いが発生しています。
出社しており、対面の会話であれば、恐らく上司の雰囲気・表情等から「あ、B案にしようということだな」と想像がつくのかもしれません。
しかし、リモートワークでは、雰囲気や表情が見えないので、一気に理解しづらくなりますね。

 

リモートワークの問題

 

ハイ・コンテクスト文化のコミュニケーションだと、今後、何が問題になるのでしょうか?
2020年のコロナウィルス感染症の拡大に伴い、リモートワーク・テレワークを始める企業が一気に増えた事実を示すデータがパーソル総合研究所から公開されています。

テレワーク実施率(全国平均)の推移

テレワーク実施率(全国平均)の推移 https://rc.persol-group.co.jp/news/202012160001.html

このようにリモートワークを導入する会社が増えたことで、「うちの会社もついにリモートワークが導入されて嬉しい!」と感じる方が増えたことでしょう。
ただ、実験的にリモートワークに移行した結果、多くの会社が「出社時と同じノリでリモートワーク」することになります。
ハイ・コンテクスト文化のままリモートワークが始まる、ということですね。
するとどうなるでしょう?
上記の「リモートワーク中のチャット」例のように、会話のすれ違いが頻繁に起きてしまうのです。

そよねこ
そよねこ

ヤバイ、チャットからだと、相手が何を言いたいのか読み取れない。。。
聞き返しづらいし、相手の意図が分からないよ。。。
リモートワーク、最初は家で仕事ができるって喜んでたけど、実際始めてみるとツライなぁ。。。

 

ロー・コンテクスト文化を広めよう!

 

というわけで、このリモートワーク増加に伴い、コミュニケーション文化の見直しが必要だ!との考えが最近では広まりつつあります。
その見直しの解決策は、最初に挙げたハイ・コンテクスト文化とロー・コンテクスト文化のうち、ロー・コンテクスト文化を導入することです。

 

「言葉にして伝える」ことを意識してみませんか?

 

リモートワークでのコミュニケーションを踏まえ、これからの時代のコミュニケーションでは、察しあうのではなく、「言葉にして伝える」ことを意識してみませんか?
具体的には、以下を意識するのがよいかと考えます。

  • 直接的・明示的で解りやすい表現とする(例:例の件→○○が○○した件)
  • 単純でシンプルな理論を組み立てる(例:結論→根拠の流れで話す等)
  • 分からないときには、黙らず、聞くようにする
  • 質疑応答では、直接的に答える(例:その通りです。○○という理由で、○○と考えました。)

聞き手に理解を委ねるのではなく、話し手が伝え方を工夫してみましょう。

そうすると、お互い気が楽になると期待できます。

あれすけ
あれすけ

どう伝えるのが相手に分かりやすいか、最初はかなり悩むと思います。
私もまだ勉強中です。
それでも、ロー・コンテクストを意識して伝える経験を積むことで、相手にしっかり伝わる実感が得られ、着実に成長できると考えます。

 

リモートワークができる「ITエンジニア」を始めてみませんか?

 

以上のように、私はIT業界経験では2年目ですが、ITエンジニアとしての技術的なスキルもさることながら、仕事で欠かせないコミュニケーションの面でも日々の成長を実感しています。

さて、本記事でご紹介したコミュニケーションは、リモートワークで仕事する上でぜひ考えておきたいことです。

  • リモートワークで働ける仕事に興味がある
  • 自分の職種に悩んでいる

このようなお悩みをお持ちの方へ、私はITエンジニア職をオススメしたいです。

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おわりに

以上、リモートワークで心を病む前に知っておきたい、ハイ/ロー・コンテクスト文化のお話をしました。

今までハイ・コンテクスト文化に馴染みがあり、このままリモートワークを始めると悩みが増えそうだとお考えの方は、ぜひ「言葉にして伝える」工夫を参考にしていただければ幸いです。

 

私は自分と同じように生きづらいと感じる方・打たれ弱いと感じる方・人から言われたことを気にしてしまう方へ向け、ITエンジニアの視点で、よりよい生活をするために役立つ情報の発信を心掛けています。

このように敏感・繊細に感じやすい気質がHSP(Highly Sensitive Person)と呼ばれるものです。

HSPについてもっと知りたい方、IT業界に興味がある方は、ぜひ他の記事もご覧いただければ幸いです。

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