本記事はこのような方へおすすめ
- 必要以上に他人の心配をしてしまう
- 本人はそこまで気にしていない問題にも首を突っ込み考えてしまう
- 他の人は頑張っているのに自分は全然頑張れていないことに申し訳なさを感じてしまう
- 逆に自分が頑張っているのに周りはありがたみを感じてくれなくて、イライラしてしまう
- どうすれば人に嫌われず、好かれるかを常に考えている
こんにちは。冒険好きな繊細気質のITエンジニア、あれすけです。
このブログでは、仕事が合わなくて生きづらさを感じている方へ向け、繊細ゆえに転職を繰り返してきた私の視点から、転職や心の悩み解決のヒントになる情報を発信しています。
突然ですが、皆さんは人に好かれたいですか?それとも嫌われたいですか?
このような問いかけだと、どちらかといえば好かれたいと考えている方が多いと思います。
ただ、この考えを中心に生きると、他人中心・自己否定につながり、とても苦しい道になりかねません。
私も、以前このようなツイートをしています。
自分が心配することじゃないのに、人の心配を余計にしてしまう…
アドラー心理学でいうところの課題の分離だけど、共感しすぎて分離できなくなっていた😅むしろATフィールドのように心の壁が見えていれば、必要以上に近づかなくて済むのかな笑#HSS型HSP #HSPあるある
— あれすけ@HSS型HSP (@ssarskem) September 12, 2020

普段、私がめちゃくちゃ苦悩しているのが見え隠れしています笑
この私にあるのは、人に好かれたい!という感情ですが、それで気疲れしてしまうようでは元も子もないですよね…
ツイートの中で「アドラー心理学」という言葉が出てきていますが、この言葉を初めて知る方もいらっしゃるかもしれません。
これはアルフレッド・アドラーという心理学者の考えに基づいた心理学です。
最近では、「嫌われる勇気」という本で、その考え方が世間に広まりました。
アドラー心理学では、「全ての悩みは人間関係にある!」と断言し、「気持ちの持ち方を変えて生きやすい道を選ぼう!」と示しています。
今回は、私のように、日頃から他人のことをあれこれ考えてしまうに向け、アドラー心理学の唱える「課題の分離」についてお伝えしていきます!
結論:課題の分離とは?
課題の分離とは自分の課題と他人の課題を分離して考えることです。
ものすごい簡単なフレーズとなってしまいましたが、今回のお話は、ここに尽きます笑
もしも常日頃から、何かしら思い悩んでいたり、なんとかしなきゃと焦っているのであれば、まずは「自分と他人の課題」を見つめなおしてみましょう!
それでは、実際にはどのように課題を分離すればいいのかを考えてみましょう。
上手に休む
パターン①

他の人は頑張っているのに、私は大して結果を出せていないな…
「アイツは仕事できないヤツだ」と周りで陰口を言われていないかな…
パターン②

私はこんなに頑張っているのに、みんな全然感謝してくれないし、全然仕事してくれないんだけど!!
どちらのパターンも、仕事の出来具合を自分と他人との比較で考えていますよね。
このような場合、自分がとった行動に対して相手がどう感じるかは、自分自身でどうこうできる問題ではなく、相手の課題となります。
相手の課題に対して自分があれこれと悩む必要はありません。
自分は自分の課題に取り組み、自分の意志で休憩をとる。これが人間の自然体です。
他人のことで思い悩む時間を切り捨て、自分の時間を大切に使うという、「上手に休む」ことを意識していきましょう!
考え方を変えてみよう!
先ほどの2パターンの場合、それぞれ次のように考えを変えてみましょう!
パターン①
他の人は頑張っているのに、私は大して結果を出せていないな…
↓
今日私がやることはこれとこれ。
終わったら自分へのご褒美をあげようかな!
ティラミスを買ってこよーっと!
パターン②
私はこんなに頑張っているのに、みんな全然感謝してくれないんだけど!!
↓
これは自分の成長のために頑張っているんだ!
終わったら自分へのご褒美をあげようかな!
ティラミスを買ってこよーっと!
全部ティラミスに帰着してしまいましたが、あくまで一例です笑

自分への頑張りを褒める、という意味だとスイーツが真っ先に思い浮かぶ私です!(最近ではヨーロピアンシュガーコーンをよく食べます)
このように考え方を変えると、思い悩むことが減り、自己肯定感も高めることができます。
自己肯定感についての詳しいことを知りたい方は以下の記事をご覧ください!
どうしても無理なときはある!
以上のように私から語っていますが、かくいう私も、未だに、他人と比較する言葉が次々と浮かんできてしまうことはあります。

生まれつきのHSS型HSPという気質がありますからね。
根本から自分を変える、ということは、なかなか難しいことです…
ということで、いくら克服しようとしても、どうしても精神的に辛い状況はあります。
このようなときは、気軽に今の環境を変えてみることも一つの手です。
私は過去に2回転職し、それで気分を大きくリフレッシュできました。
その他、私からは、主に未経験からITエンジニア転職を目指す方法について執筆していますので、もしITエンジニア職に興味がありましたら、そちらもご覧ください!
まとめ
以上、思い悩むことが多い方が生きやすくなる考えについて、以下の通りお話しました。
- 必要以上に他人の心配をしてしまう方、または他人からどう思われるか気になる方は、「自分の課題と他人の課題を分離して考える」ことを意識しましょう!
- 課題の分離のために、相手のことで思い悩む時間を減らし、自分の時間を大事にするような「上手に休む」テクニックを身につけましょう!
今回の情報が、日頃から他人のことをあれこれ考えてしまいがちな方々のお役に立てれば幸いです。
今後もHSPの方、HSS型HSPの方の生きやすい生き方について情報を発信していきますので、引き続きよろしくお願いします!
参考文献
今回、参考にさせて頂いた本は【ニャンと簡単に身につく! 心が休まる「アドラー心理学」】です。
アドラー心理学について、猫の生態に結びつけて考えるという斬新で面白い上に、猫に癒される素晴らしい本です笑
amazonのkindle unlimitedに登録すれば無料で読めるので、ぜひ読んでみてください!
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